販売推進
2020年入社 経済学専攻/キャリア採用/海外
海外赴任経験 / 海外で新製品立ち上げ / キヤノングループの総合力を生かした製品づくり
前職と現在の業務内容
前職では、メーカーで営業職として勤務し、海外赴任も経験しました。キヤノンファインテックニスカ入社後は、約4年間は日本で海外向け製品の販売推進を担当していましたが、2024年8月よりキヤノンヨーロッパへ赴任し、現在はキヤノンファインテックニスカ製のカードプリンターやラベルプリンターのEMEA地域(ヨーロッパ・中東・アフリカ)への展開に向けた立ち上げ業務に携わっています。販売チャネルの構築や社内の受発注フローの整備、契約書の作成など、多岐にわたる業務を現地で一から進めています。オフィスは、緑豊かな落ち着いた雰囲気のあるロンドン郊外に位置し、広々とした開放感のある事務所で、快適に業務に取り組んでいます。
転職の決め手
これまでに積み重ねてきた海外ビジネスでの経験を、よりダイレクトに生かせる場を求めて転職活動を行っていたところ、転職エージェントからキヤノンファインテックニスカを紹介されました。募集されていたポジションは、顧客との間に立ち、製品づくりに深く関わる業務であり、自身の志向に合致していると感じました。また、これまでの海外赴任経験や多国間ビジネスで培ってきた知見を生かせると確信し、「新しい市場での挑戦を楽しみながら、さらに経験を広げたい」という思いと、キヤノンファインテックニスカが掲げるビジョンや製品の将来性に可能性を感じ、入社を決意しました。
前職と比較したキヤノンファインテックニスカの特徴
キヤノングループの一員として、グループ全体の技術力とネットワークを生かした製品開発ができる点に魅力を感じています。一般的なメーカーであれば、外部のサプライヤーに依存せざるを得ないような主要部品であっても、キヤノングループ内の企業が製造する高品質な部品を活用することで、スピード感のある開発や製品全体の品質・コストの最適化を実現できます。こうしたグループの総合力を背景に、独自性のある製品づくりに挑戦できることは、大きな魅力の一つです。
成長できたと思えた経験
これまでの経験とは異なる「量産製品の製造工程」というフェーズに深く関わる中で、大きな学びと成長の機会を得ることができました。以前の会社では、完成された製品の販売戦略や、顧客ごとのカスタマイズ工程に携わっていましたが、現在では、生産現場との綿密なやり取りを通じて、製品設計や仕様が、コストや利益に直結することをより強く実感しています。また、実際に顧客からのフィードバックを製品づくりに反映させるプロセスを経験する中で、使い勝手の向上が販売実績につながることを痛感し、市場の声と現場をつなぐ重要性を改めて認識しました。
昔から世界遺産を巡ることが好きで、時間を見つけては国内外の歴史的な場所を訪れてきました。ロンドンに赴任してからは、「今がチャンス!」とばかりに、これまで訪れてみたかったヨーロッパ各国を少しずつ巡っています。週末や休暇を利用して、建物や街並みにその土地の歴史や文化を感じながら歩くことは、私にとって最高のリフレッシュ方法です。また、現地の料理を味わうのも旅の醍醐味の一つで、最近訪れたハンガリーでは、生まれて初めてフォアグラ料理を体験しました。濃厚でとろけるような味わいに、すっかり魅了されました。