キヤノンファインテックニスカ株式会社は、優れた発明を生み出し、その実施効果が高く地域産業の向上に寄与していることが認められ、公益社団法人発明協会が主催する「令和6年度関東地方発明表彰」において、「山梨県発明協会会長賞」と「発明奨励賞」を受賞しました。
今回の受賞で、当社は2015年から10年連続の表彰となりました。
地方発明表彰は各地方における発明の奨励・育成を図り、科学技術の向上と地域産業の振興に寄与することを目的として大正10年に創設されました。全国を8地方(北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州)に分けて、100年以上にわたり各地方における優秀な発明などの実施化への尽力や、その指導・奨励・育成への貢献をたたえ表彰しています。
山梨県発明協会会長賞を受賞した(特許第6924076号)は、長尺紙給紙デッキにおいて、大量積載の需要があるA3サイズ以下の紙の最大積載量に対し、長尺紙の最大積載量を半分以下にする工夫をトレイに施すことで、トレイ昇降用のモーターサイズおよび消費電力を抑えた製品の実現を可能にした発明です。キヤノンファインテックニスカでは、これからも独創的な製品を通じて、新しい価値と文化を創造し、社会の発展に貢献していきます。